篠原久仁子 オフィシャルブログ                     野菜ジャーナリストのベジフルライフ

世界初の野菜ジャーナリストが 旬な野菜果物のこと、 生産者の想い、野菜果物にまつわる物語など、 ふとしあわせな気分になれる情報をお届けします。

2014年02月

ベビー用干し芋「おしゃぶりかんころ」

2月に参加させていただいた長崎県の「食の商談会」で、
目に留まった野菜の加工品「おしゃぶりかんころ」。
おしゃぶりかんころ

赤ちゃんが 持ってしゃぶっていると 芋が溶けて甘味が口の中に広がることで、
唾液を飲み込むようになるのだそう。
柔らかくなったら食べられるし、歯固めに役立つ、という天然のベビーフードです。

そもそも「かんころ」とは五島列島に伝わる保存食で
薄く切ったサツマイモを茹でた後、海風に当てながら天日干しして作るもの。

茨城などの干し芋と異なり、カッチカチの硬さでビックリしました。

そのまま食べるのではなく、戻してから、もち米、砂糖と一緒につきあげて作る
郷土菓子「かんころ餅」として食べられています。

高齢化に伴い、生産量が減ってきている現状を受け、作り続けていただくためにも
現代に生かせないかと考えている中、安全なベビーフードを求める声が重なり
誕生したのが「おしゃぶりかんころ」なのだそうです。

おじいちゃん、おばあちゃんが寒い中作ってくれたものが
ちょっとした発想の転換で、孫世代の成長に役立つだなんて、ステキですよね。


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サトイモの皮はもう捨てない!!!

打ち合わせ時に「はな豆」さんでいただいて、ビックリした一皿。
(通常メニューにはないと思いますが・・・)「サトイモの皮の素揚げ」です!!!

サトイモの皮はもう捨てない!
農家さんに教わった食べ方なのだそうですが、これが新食感で美味!
厚めにむいた皮には、ふわふわ感とパリっと感が共存していて、お酒に合うチップスといった感じ。

揚げることで、土っぽさや、ケバケバ感は全く気になりません。

先日、取材で伺った農家さんでも、サトイモや唐の芋などの皮をやはり素揚げにしたり
かき揚げにして食べていらっしゃいました。
(細切りにすると、また異なった食感でゴボウのよう。)

よーく洗う手間はかかりますが、止められない止まらない美味しさですよ。
もう、サトイモの皮は捨てない!と心に決めました。



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【栄養士さん向け講演】「野菜がもっと楽しくなる『野菜コミュニケーション』〜魅力の引き出し方、伝え方〜」

2月6日、竜ヶ崎保健所大会議室にて、竜ヶ崎保健所管内栄養士会さまからご依頼をいただき、
研修会にて、竜ヶ崎保健所管内で活躍する栄養士の皆さまへ2時間半の講演をさせていただきました。
竜ヶ崎保健所管内研修会

昨年、牛久市保健所にてヘルスメイトとして活躍される方々に講演させていただいた際の
担当の方が、私をご推薦くださったことがご縁。何より幸せなことです☆
今回も会議室いっぱいに集まっていただき、大変光栄でした。

さて、今回は学校栄養職員、病院関係、保育所など、場は様々ながら
共通の悩みは、どうやったらもっと野菜を食べてもらえるか、とのことでしたので、
私の腕の見せ所、「健康のために食べる」ではなく、
「楽しくて、美味しくて食べていたら健康で幸せに」なったを実現していただけるよう
そのスイッチの入れ方を色々とお伝えさせていただきました。

講演のスペシャルゲストは、茨城県つくば市「むつみ農園」酒井成人さんのイチゴ3種。
品種・品目の個性と向き合うために、食べ比べをしていただきました。

左上の色の濃いイチゴから時計回りに
いちごの食べ比べ

A いばらキッス →茨城県オリジナルイチゴ。果肉まで赤く、適度な酸味もあり、濃厚な味わい
B 桃薫 →桃に似た芳醇な香りの果実を届けられることを願って命名。まさに「ロゼイチゴ」
C おおきみ →高品質なイチゴの中で特に大きな果実だったことに由来。ほんのり青りんごのような薫り。

上記のような詳細はお伝えせずに
「これまでにないくらい、イチゴと真剣に向き合って」とお願いしましたが、
みなさん、本当に熱心に取り組んでくださり、
10分以上、口にせずひたすら外観を観察してくださる方も!(笑)
さすが、食のプロのみなさんです☆
質問中
会場を回って、意見をシェアする時間も盛り上がりました。
(私はけっこう動き回るのが好き(笑))

でも、私のお気に入りの「桃薫」を一番好みだと選んでくれた方が見事に一人もいなかったのは
残念でした・・・やはり慣れている食味を美味しいと感じる方が多いんです。
でもでも、茨城県が誇る「いばらキッス」を初めて食べて、ファンになった方が大多数だったことが
今回の大収穫です。

そして、生まれ育った土地・茨城県でお仕事させていただく時、必ずお伝えしている
「『茨城力』を活かそう」!

私自身も野菜果物に関わるまで知らなかったのですが、
茨城県は北海道に次ぐ農畜産県で、全国一位の生産量を誇る野菜果物も多数。
東京に近い立地でありながら、ありとあらゆる野菜果物の産地でもある、恵まれた地なのです。

茨城県で活躍されている栄養士のみなさんには、ぜひそこも意識しながら
活かしていただきたいと思い、お伝えさせていただきました。

県内の大好きな生産者さんもご紹介するうち、みなさんの方から
「畑研修させていただくことはできないか?」と声をあげていただき、感動☆

「すぐ使える野菜のアイデア」数々も関心をもっていただけたようでよかったです。

最後になりますが、
衛生面にも配慮しながら、すごい手際で、食べ比べ準備をしてくださった栄養士会幹部のみなさま、
そして、前日の取材にご協力くださった「市村夢農園」市村さん、「むつみ農園」酒井さんご夫妻はじめ
係ってくださったみなさま、本当にありがとうございました。

何かひとつでも、竜ヶ崎保健所管内栄養士会のみなさまの日々のご活躍に
プラスしていただけましたら幸いです☆
いちごいっぱい!


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【イベントのお知らせ】3/2「旬の国産柑橘10種類食べ比べ祭り」

以前もこちらでご紹介しました、大好きなお店「はな豆」さんでジューシーなイベントが開催されます!

九州が誇る柑橘の食べ比べ会です!
なんとレア品種を含む10種以上の柑橘が大集合!
これまで見たことがなかったような形、味、香り、食感に出会えるチャンスです!

野菜料理に定評のある「はな豆」ご自慢の美味しい野菜料理も一緒に味わい尽くしていただきます。

私も企画に参加しており、当日は司会進行を務めます☆

昼夜の2部制なのですが、Facebookでの先行告知の段階で
大変ありがたいことに、昼は、あっという間に満席となってしまいました

ということで、まだ数名ご参加いただける夜の部のみご案内させていただきます。

下記詳細をご覧いただき、ご参加を希望くださる方は「はな豆」さんにお電話でお申込みください。
(「農家のおすそわけ はな豆」 TEL 03-6303-4218)
その際に、このブログを見ていただいた旨、お名前、人数、連絡先をお伝えください。

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【国産柑橘Lover's presents「旬の柑橘10種類食べ比べ祭り」】
日時:3/2(日)18:00〜20:00

内容:九州の旬の柑橘10種類食べ比べ+野菜料理ビュッフェ

当日の柑橘(予定)
デコポン、あまぽん、はるか、れいこう、森田ポンカン、山見阪ネーブル
小林柑、スイートスプリング、たまみ、せとか、晩白柚、ゴールドクイーン、ゴールドキング

料金:3000円(定員20名)お電話にてご予約下さい。
    柑橘の説明と柑橘食べ比べ、野菜、お惣菜、軽食ビュッフェ
    (飲み物もオーダー可能 料金は別途)

会場:農家のおすそわけ「はな豆」(中目黒)
    〒153-0051東京都目黒区上目黒2-10-8 1F
     TEL : 03(6303) 4218

これだけの種類の柑橘を食べ比べる機会はなかなかありません。
はな豆のお惣菜、おかず、お食事等もビュッフェスタイルで召し上がって頂ける上に、
柑橘も存分にお楽しみ頂ける内容になっております。
かなりお得な内容ですが、国産の美味しい柑橘をみなさんに知って頂きたいと言う事で
今回のイベントになりました。
お飲物も当日500円ワンコインにて、召し上がって頂けます。


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「中島菜」と「大和まな」を食べ比べての発見!

1月、久々に「野菜の学校」に参加させていただたいた時の続きです。
(前編 野菜の学校「能登野菜〜世界農業遺産(GIAHS)と能登の野菜〜」 )

後半には野菜の食べ比べ&お料理の試食をするのですが、
やはり「食べ比べ」は野菜果物と向き合う近道ですね。

今回も書き留めておきたい仰天の発見がありました!

主役の中島菜と食べ比べたのは、大和野菜(奈良)の「大和まな」と京野菜の「水菜」。
食べ比べ

それぞれ70〜80度のお湯でさっと茹でて1%の塩に漬けた浅漬け(写真上)と
出汁(塩分0.8%)で5分間煮たもの(写真下)で比べました。
(条件を同じにすることは「食べ比べ」の絶対条件)

言うまでもなく、「水菜」は見た目も食味も別ジャンルなので今回は割愛するとして
(水菜さんゴメンナサイ・・・)

「中島菜」と「大和まな」の違いがとっても興味深かったのです。


その前に、少しそれぞれの説明をすると
中島菜
★「中島菜」
11月〜4月初旬が食べ頃のツケナ。旧中島町で食べられてきたことが由来。
葉に刻みがあり、独特のほろ苦さと辛味をもつ。
塩漬けしても花を咲かすと言われるほど生命力が強い。

★「大和まな」 
大和野菜を代表する野菜。葉には大根葉に似た切れ込みがある。
12月以降、霜に当たると他のツケナにはないやわらかさや甘みが増す。
       


さてさて、食べ比べしてみての感想。
まず浅漬けした「中島菜」は、すっと消える颯爽とした辛み、緑色の発色の良さが印象的、
「大和まな」は山菜のような、ぬるっと感と、ほんのり苦みを感じました。

忘れえぬ特筆すべき発見があったのは、煮た時に生じる大きな違いでした。
「中島菜」は大根の葉っぱのような風味に感じられたのに対し、
「大和まな」は、とろける食感で甘みを強く感じ、まるで白菜のよう!
栃木出身の方から「中島菜」は「かき菜」に似ているという感想もありました。

同じツケナ類でも全く違う個性!それが調理法によってさらに際立ち開花する!
これだから野菜はやめられないのです!


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