茨城県土浦市の有機農家 久松達央さんとごはんを食べながらお話させていただきました。
久松さんは、勝手に「兄貴!」と呼ばせていただきたくなるくらい 大好きな生産者さんです。

進む道は 生産者としてはマイナーな路線、刺激的な言葉も飛び出しますが、
それが、合理的、科学的な論理に裏付けられており、だからか、いや、それと相反するような
おちゃめな人柄ゆえ、聞く相手を久松ワールドに引き込んでしまう魔法の持ち主なのです。

一方的に存じ上げておりましたが、しっかりお話させていただいたきっかけは、
食生活ジャーナリストの会で講演いただいたこと。(その際のレポートおよび久松さんの補足はこちら
帰り道、「やっぱりもっとお話したい!」と思った私は、こっそりストーカー術に出たのでした。
私が乗る電車は、久松さんとは逆方向なのに、それを秘密に同じ電車に乗り込み、がっつりお話(笑)

でも、秘密にしたまま帰らないのが私で、最後に告白(笑)。
久松さんに「秘密にしておいてほしかった」と笑われ、続きの約束をして別れたのでした。

(はじめにひとつお断り。私はまだ、久松さんのお野菜をいただいたことがありません。
ですので、久松さんの畑や、野菜については語る資格はございません、今は。)

そして、ついに実現した 二人ごはん。
有機農業のリアルが伝わってくるエピソードの数々、本当に学ばせていただくことばかり。
私の感覚的な話にも優しく耳を傾けてくださり、久松ファンが多い理由を 体感しました。

福島県と同様、茨城の野菜たち、同時に生産者さんたちのことも心配されますが、久松さんは元気。

3月末、長年お付き合いのあった顧客を含む、約3割のお客様が離れてしまったとき、
「もう農業をやめるしかない」と本気で覚悟。(「本気」で、というのが重要。)
そうしたら「12年間、農業たのしかったなぁ・・・」と涙がぽろぽろ溢れてきたのだそう。
そこで、改めて、自分は農業が本当に好きなのだと気付かされたのだと言います。

でも、そこでカラダが止まらないのが久松さん。
陽が昇れば、マルチを敷き、その出来栄えに爽快感を覚えていたのだとか。

結果、言うまでもなく、現在も、久松さんは農業を続けていて、顧客数ももちなおしつつあるそう。
そして、「今思えば、(まだ解決していないけれど)今回のことは、
天災など、これまでにも何度となくあった困難のひとつにすぎない」と思えると。
(そう思おうとしているのかもしれません。)
それくらいの強さがなければ、そもそも生き残り続けることはできない世界なのですね。
ブームとも言われますが、本当に厳しい世界、そこに生きる人の強さを知らしめてくれるお話でした。

ふたたび、じっくりお話させていただき、改めて、久松さんの野菜が食べたい!そう思いました。
講演で、「久松さんの野菜だから信頼して食べる、と言われると、荷が重いのも事実」という趣旨の
お話をされていましたが、そう言われたってやっぱり、
久松さんが育て、届けてくれる野菜なら、食べたい!いち生活者として、そう思ったのです。

この気持ち、すごく大切。
この気持ちの重なりが、生産者さんにとっても 私たち食べる側にとっても 
しあわせをもたらす種
になるのだと 改めて思います。


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