イートウォーク」渡邉明氏、「エー・ピーカンパニー」里見順子氏、 
「オイシックス」古府裕雅氏が登壇してのパネルディスカッション。
最後は「オイシックス」取締役古府氏からのプレゼンで印象に残ったことをシェアします。

有機野菜などの食材宅配ほか、実店舗もあるオイシックス。
会員向け、非会員向けだけでなく、買い物動向にもあわせてさまざまなトップページの
パターンがあり、約60パターンくらいあるとか。

マッシュルン大変興味深かったのは、ヒット事例のお話。

マッシュルームの軸「マッシュルン」が紹介されました。
消費者は、マッシュルームの笠を求めている、との考えから、
生産現場で、ひと手間かけてカットされ、
当たり前のように捨てられてきた部分。

それをかわいらしい名前で商品化したことで月間3万パックの大ヒット食材となったのだそう。
生産者にとっては新たな利益に、消費者にとっては新たな美味しさの発見で
共感が生まれた結果。

さらに、欠かせないポイントがクリアされていたことがヒットの核なのだそう。
それは、ユーザーズベネフィット、つまりお客様にとっての価値がをあったから。
「マッシュルン」は届いたあと、包丁を使わずにそのまま使えるので、
料理をする側のひと手間を省いてくれるんですね。

私も取材していると、もったいないなぁと感じる食材の可能性をよく体感します。
手間だったり、物流のことだったりでなかなか日の目を見ないものが多いのですが、
これは、その歯がゆい思いをしっかりヒットにつなげた事例でした。

ストーリーを伝えるだけではヒットしない、
「かわいそう消費」は2回目につながらない、ユーザーのベネフィットが大切。
なるほどなお話でした。

パネルディスカッション後半では、会場の質問にざっくばらんに答える時間も。
そこで一番盛り上がっていたのは、物流コストについて。
規模が大きな3社は、うまくカバーできているのかな?と思っていましたが意外にも否。
店舗が増えても、素材が欲しい時間は同じなので、自社物流をもっても抜本的な解決には
ならず、思考錯誤の日々だそう。

ちなみに、オイシックスさんは九州に物流センターを作ったそうで、
地域に集荷スポットを作ることで改善できるよう取り組み中。
「そのスポットを共有させて」、と2者に迫られるシーンもありましたが、
志を共にする何社かで共有して壁を乗り切る、というのは確かにありですね。

200人近い参加者の大半は飲食関係者だったようで、
これからますます生産者と共に歩む、野菜なレストランが増えそうな予感をいただいた1日でした。 完。


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