いつもロジカルに農業のことを教えてくれる頼れる存在
久松農園代表の久松達央氏が渾身の一冊を世に放ちました。


先月の発売後、すぐに増刷決定、すでに3刷に突入し、超話題作になっています。

帯に
有機=美味で安全 
農家=清貧な弱者  ←全部カン違いです。 
農業=体力が必要

と世の中のイメージを否定する文字が踊りますが、
憧れを抱いて新規就農し、結果として有機農業をしている久松さんが
自身の実例に客観的事実も引用しながら、論理的な解説で「神話」を一刀両断。
それでいて、おしつけではないので、心地よい。
畑で10年以上かけて久松さんが育て上げてきた「こと」のひとつと言える
濃厚で味わい深い一冊です。

前半3章までは、久松氏が現場で考え抜いて結論に至った野菜のホント。
後半には、新規就農という意味で、「もたない」久松さんが農業界で生き抜くために
考え尽くした発想が満載。

なぜ、久松農園が私を含め、多くのファンを獲得しているのかがわかります。
特に面白かったのは4章「小規模農家のゲリラ戦」と5章「センスもガッツもなくていい」。
スポーツや音楽などに例えられた部分も多く、
他業種の方にも通ずる共感、参考にしていただけるビジネス書だと思います。
ヘタな「自分ブランディング」の本を読むより勉強になるかも。

今や、「久松農園公認ストーカー」の称号(笑)をいただいている私ですが、
実はまだお付き合いは短く、久松さんと出逢ったのは震災後。
茨城県に位置する久松農園も大きなダメージを受けました。
その時のことは6章「ホーシャノ―がやってきた」に書かれています。
伝わってくるのは恨み節ではなく、「やっぱり農業が好きなんだ」という愛。
当時を思い出すと、ちょっと泣けてきます。
2011年8月に私も書いておりますので、よかったらあわせてどうぞ。【記事は こちら 】

けれど、ご本人を知っている私としては、本書だけではいささか物足りない感も。
久松達央という人は、もっともっと毒と愛があって面白いんです。
ということで、食生活ジャーナリストの会で、それを実感していただける場を作りました。

食べる側と徹底的に向き合っている八百屋さんとの対談形式で
私たち伝える側が学ばせていただきたいと思います。

「有機農家と八百屋が語る キレイゴトなしの 安全な野菜・うまい野菜」
10月29日(火)午後6時半〜8時 @東京ウィメンズプラザ 第一会議室

内容詳細についてはJFJのHPでご確認くださいね。

会員以外の方でもご参加いただけます。
すでにお席が少なくなってきておりますのでお早目に事務局までお申し込みください。


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