1月の終わり。
やっと見に行ってきました、尊敬してやまない柴田昌平監督作品「千年の一滴 だし しょうゆ」。
千年の一滴
本来、見ることのできないはずの、日本だけの美味しさを見てしまいました。

それは、ミクロの世界で見つめる美味しい世界、
もうひとつは、人間の目では見えるけれども、本来、作り手にしか見ることのできない絶景。

前者で印象的だったのは、
昆布の赤ちゃんが海中を漂う景色、
そして、古からの方法により、昆布独特の「オーシャン臭」と呼ばれる臭いが抜けていく過程。
日本にしかいない、いや日本人が作り出したのでは、とされているカビが胞子を伸ばしていく瞬間・・・。

後者で、思わずわぁっと声をあげそうになったのは
「枯れ木に花を咲かせましょう」と声をかけながら 育んだ麹カビの花畑の幻想的な美しさ。
そして何度となく登場する、生糸のように滴る生まれたての「だし」の姿。

全編を通して、かなり専門的な分野まで掘り下げていながら、
柴田監督の紡ぐナレーションには、子どもに語りかけるような優しさがあるので、
映像美にうっとり、見とれていても、自然に心の中に染みわたるから不思議です。

映像に関わっていた人間の端くれとしては、、
監督のまろやかなお人柄こそが、このような映画が生まれた一番の理由なのでは、とも思いました。

身近にありながら、ふだん見ることのできない世界を知ることで、
世の中で問われている、様々な課題が少しずつ解決される気がします。

日本が誇る食の魅力を伝える、ドキュメンタリー史に残る一本になるのではないでしょうか。
必見です☆


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