篠原久仁子 オフィシャルブログ                     野菜ジャーナリストのベジフルライフ

世界初の野菜ジャーナリストが 旬な野菜果物のこと、 生産者の想い、野菜果物にまつわる物語など、 ふとしあわせな気分になれる情報をお届けします。

野菜に逢える場所 市場

☆連載4☆「農家さんが語る おいしい時間」 鈴木太美雄さん

生産者と消費者をつなぐミニフォーラム「農家さんが語る おいしい時間」
これまでの 連載は こちら → 連載1 連載2 連載3

最後にお話をお伺いしたのは、つくばブルーベリーゆうファーム鈴木太美雄さんです

ブルーベリー歴35年の鈴木さんは、全国で栽培指導を行うなど、
ブルーベリーの伝道師として活躍
その経験と技術が認められ、日本でただひとりのブルーベリーマイスターに認定されました

そんなブルーベリー界の大御所に 基本的なブルーベリー概論から お話いただきました。

まず 意外に知らない旬の話
鈴木さんのブルーベリー園では 6月から8月くらいまで。
これは「できる限り長い期間、ブルーベリーを楽しんでほしい」という想いから
実りの時期の異なる品種を育てているために実現しているのだそうです
その数なんと50種類を越えるというからびっくりです。

となると、今は何をしているの?という話も伺いました。
実は 冬こそ大切な季節
太陽のめぐみをまんべんなく受けられるよう剪定をし、
ブルーベリーの味付けをするのだそうです。
味付けというのは 味のもとになる大切な肥料をあげること。
冬眠のごとく眠ってしまう木が目覚めたとき たっぷり栄養を吸収できるように
ごはんの準備をしてあげる
のだそうです

鈴木太美雄さん鈴木さんのお話は 例えがとてもわかりやすいので、
素人の頭にも すっと入ってきます。

そして、人生の大先輩に こう言ったら失礼かもしれませんが、
鈴木さん、かわいい方なんです 笑顔が 言葉が 存在が

ブルーベリー界の大家であらせられるのに 
とても近くに感じられる お人柄。
これが 鈴木さんの人間力なのだと思いました

当日は伺わなかったお話なのですが、
取材の際、貴重なお話をうかがいました

実は一度、ブルーベリーの木を全て切り倒してしまおうと、諦めかけたときがあったのだそう
ブルーベリーは どんどん実りつづけて うれしい一方 
あまりに果物としての知名度がないため、食べてもらえず、悩んだ末のことでした。
そんなとき、NHKの取材が入ったことで、ブルーベリーが一気に脚光をあび、
あっという間に 予約のとれないブルーベリー園になった
のだそうです
ふと「奇跡のリンゴ」の木村秋則さんを想い出しました

そんな鈴木さんが 大切に育てた貴重なブルーベリーのワインが
クリスマスに向け 100本限定で発売
されるそうです
100本だけのプレミアムワイン

発売の詳細が決まったら また お知らせしたいと思います。


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☆連載3☆「農家さんが語る おいしい時間」ごちそうさまでした

連載1は こちら 
連載2は こちら

続いて T&Yファームの小松崎 俊也さん 由紀さん ご夫婦のお話です。

ご主人の生まれ育った地である かすみがうら市で2年前にUターン就農されました。

T&Y Farmお二人の魅力は 言わずもがな この キラキラの表情です

専業農家としてやっていく苦労はもちろん、肉体的にキツイけれども、
ストレスは感じない、と語る その姿こそが 
農業を志す方にとっての希望の光だと感じ、登壇をお願いしました

就農のきっかけは、子どもの頃 見慣れた田畑のある景色を守りたいという想い
ご両親が体調を崩され、看病のために帰省した際、
景色が変わりつつあることに気づいたのだそうです。

都会で暮らしてきた由紀さんは 都会からすぐ近くにある田舎の空の広さに魅せられ
ご主人の「農業をしたい」という言葉に ためらいもなく「そうだね」と同意

お二人 それぞれの感覚に 共感される方は多いのではないかと思います 私もそのひとり。
一度離れたからこそ、気付いた 生まれ育った土地の魅力がたくさんあります。
また日々 当たり前に感じる景色や空気は 外の人から見れば すばらしい魅力なのです

1年目は、ひたすら休耕田の草刈りをし、田んぼに戻す日々。
小松崎さんを突き動かした強い想いは、地域の方にも届き、
「景色がよくなった」と喜びの声が寄せられるように
結果、「うちの土地もお願いしたい」と 任せてくれる農地が増え始めたのだそう。

地域の方から信頼される理由は ほかにもありました。
農機具の轍で汚れた道路を掃除するなどの気遣いの数々。
やはり、農家である前に 人ですね

今回マルシェで お披露目してくださったのが 特別なお米「ほたるの雫」
車も入れない谷津田で、地下水をくみ上げた 冷たい清らかな水で育まれたお米です。
農薬や化学肥料をほとんど使用しないため、田んぼには 清らかさの証 蛍が舞うのだそうです

そして びっくりなエピソードも
「ほたるの雫」は、 なんと 取材中に私がポロッと発した 言葉なのです。
お二人が 気に入ってくださり、期せずして 貴重な お米の名づけ親になってしまいました
今回の出逢いがうんだ 新しいブランド米です

小松崎さんに逢って 味って人柄が出るんだなぁと 強く実感しました
体を気遣う方に食べてもらえるような お米づくりをしたい、というお二人の想いは 
もう 形になっています



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アテネ銀メダリストも応援!

私個人にとっても とても大切な存在だったマルシェ・ジャポンつくば。

祝マルシェ・ジャポンつくば高校時代の恩師、高校・大学の仲間、幼なじみたち、
農業関係者の方、東京でのお友達、代理店の方・・・ 
本当にたくさんの方に来ていただきました。

本当にありがとうございました


(写真は親友マミちゃんがくれたアレンジメントありがとう

中でも スペシャルサンクスを贈りたい方
いつもお世話になっております、農経新聞の宮澤信一さま
東京から わざわざ お越しいただき、すてきなお写真を提供してくださいました。
登壇いただいた生産者さんへ 何よりのプレゼントができました、ありがとうございます

長塚智広@マルシェ・ジャポンつくばそして アテネ五輪・銀メダリスト&茨城知事選・銅メダリスト
長塚智広くんも駆けつけてくれました

長塚くんとは テレビ時代からのお友達
「トップランナー」という番組を担当していたとき
 出演していただいたのが出逢い)

期せずしての有名人の訪問に 生産者さんも 喜んでいましたね。
生産者さんと会話して いろいろ連れて帰ってくれたことが 
何よりの応援です。ありがとう

重ね重ね みなさま ありがとうございました


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☆連載2☆「農家さんが語る おいしい時間」ごちそうさまでした

連載1は こちら

吉田京史さんつづいては土浦市が不動の日本一を誇る蓮根の今に迫ります
JA土浦・田村蓮根部会の部会長 
蓮根農家歴42年の吉田京史さん
に お話いただきました。

50年を誇るブランド蓮根として知られている田村蓮根部会が、
2006年から取り組んでいる特別栽培農産物化の
立役者
でいらっしゃいます

大切な霞ヶ浦の環境を守ろうと、50軒近い蓮根農家が団結し、
部会として初めての特別栽培農作物づくりに取り組み、
環境にやさしい蓮根が誕生
したのでした

続いて まるごと蓮根解説

蓮根そのものの姿を見たい、という私の要望に応え、お持ちくださったのが、これ

まるごと蓮根。
見たことがなかったので、どれほど大きくて 
折れないように運ぶのがどれほど大変なことなのか、わからず 
軽くお願いしてしまったことを反省

吉田さんが 朝、手探りで探し当てた蓮根をたどって たどって 繊細な節が折れないように
こころを砕きながら 会場まで 運んでくださいました。
研修生の方 3人のお手伝いがあって 実現した まるごと蓮根解説。
本当に ありがとうございました

先が見通せるということで お正月の縁起物とされる蓮根ですが、
次から次へと芽がでることから 子孫繁栄の象徴でもある、というお話は 
この姿を見れば納得ですよね

太っ腹な吉田さん、フォーラム終了後、聞いていたお客さまでどうぞ、とわけてくださいました。
でも これは 太っ腹なだけではないのです。
一度食べたら止められなくなる味への自信の表れでもあるんです

吉田さんの粋な計らいが 
土浦市が誇る とれたて蓮根の甘さと旨みを 伝えてくれたことでしょう


蓮根は 寒さが増す これからの季節 ますます美味しくなります。
氷張る水面で収穫してくださる生産者のご苦労に感謝しながら
いただきたいものです


お話を伺うたび、感じた 田村蓮根への誇りが あふれ出していた おいしい時間、
ごちそうさまでした


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☆連載1☆「農家さんが語る おいしい時間」ごちそうさまでした

ぽかぽかマルシェ日和の11月21日 マルシェ・ジャポンつくばが ついにスタート

色鮮やかな景色 生産者さんの笑顔に満ちた会場
農作業と平行しての出店準備というご苦労、300人のボランティアの支え、
それらが結実した瞬間を見ました

大勢のお客様でにぎわう中、企画・取材・コーディネートをさせていただいたイベント
生産者と消費者をつなぐミニフォーラム「農家さんが語る おいしい時間」を開催いたしました
(概要は こちら

このような機会で出身地に戻れたことに感謝し、
すてきな生産者さんで溢れた土地だということを誇りに思いながら務めさせていただきました

農家さんが語る おいしい時間。登壇してくださったのは (50音順にご紹介)
ヤーコンのスペシャリスト 石島繁さん
新規就農者の星 T&Yファーム小松崎俊也さん 由紀さん夫妻
ブルーベリーの伝道師 鈴木太美雄さん
50年の歴史を誇る田村蓮根の部会長 吉田京史さん


(↑農経新聞 宮澤信一さまに撮影いただきました)

今回のマルシェが ご縁で 出逢えた ステキな農家さんたちです。
ひとりひとり お話をお伺いしました。石島繁さん

最初にお話いただいたのは 石島さん
つくばヤーコンの会代表で、生産から加工・販売までされている
ヤーコンのスペシャリスト
です

ちょうど旬がはじまったヤーコンについて、
体の調整役を果たしてくれる野菜である、というお話からスタート。

たっぷり含まれているフラクトオリゴ糖が  
お腹の調子を整えてくれる
からだそうです

続いて、ヤーコンが人生を変えてしまったお話
なんと 石島さんは もともと筑波大学で体育学を研究されていた先生なのです。
ある研究論文との出逢いをきっかけに ヤーコンの健康特性の高さに魅せられ、
ヤーコンのスペシャリストになったというエピソードにも納得がいきました

お話ぶりはさすが 実は、それがトップバッターをお願いした理由でした。

ふろふきヤーコン。
スペシャリストならではの おいしい食べ方
「ふろふきヤーコン」も伝授
いただきました

皮をむいて 一口大にカットしたら、冷凍する。
煮汁の中に 凍ったまま 入れて 煮込む。
以上。

これが、繊維質が多く火が通りにくいヤーコンの攻略法

凍らせると繊維が壊れることを逆手にとった調理法です。
これなら ほんの数分で火が通り、味がしっかり染みてくれるのだそうです。

取材で伺った際、いただきましたが、甘みの強い ふろふき大根のよう。


石島さんの最後の一言が 力強く 印象的でした

「ヤーコンをどうやって食べたらいいのか分からないんじゃないんです、
生でも煮ても、どうやって 食べても美味しい野菜なんです。」


ヤーコンの恵みを1年中受けられるよう 工夫してくださっている
石島さんの想いは つくばヤーコンの会HPからも 伺えます

石島さん ありがとうございました。


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